2017年8月9日水曜日

エクセラーゼ配合錠の粉砕可否


エクセラーゼ配合錠は腸溶性コーティングを施している製剤を包んでいる製剤です。
粉砕してしまうと腸で溶けずいで溶けてしまい期待された効果を発揮できない恐れがあるため、粉砕してはいけません。

エクセラーゼ配合錠は耐酸性アミラーゼである「サナクターゼ」、セルラーゼである「メイセラーゼ」、タンパク分解酵素である「プロクターゼ」、脂質分解酵素の「オリパーゼ2S」、「膵臓性消化酵素TA」の各酵素を配合した消化酵素製剤です。

膵臓性消化酵素TAは、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、キモトリプシン、カルボキシペプチターゼ、リボヌクレアーゼなどの多くの酵素を含有したもので、腸において、たん白質、炭水化物及び脂肪の消化を行います。しかしトリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどは胃液によって活性を失うため腸溶性のコーティングを施しています。


胃で効いてほしい酵素と腸で効いてほしい酵素を配合しているため以下のような溶け方の違う外層と内核の2層構造の錠剤になっています。

サナクターゼM 50mg(外層)
メイセラーゼ 50mg(外層)
プロクターゼ 100mg(外層
オリパーゼ2S 20mg(外層)
膵臓性消化酵素TA 100mg(腸溶性内核錠)

イメージです


粉砕してしまうと膵臓性消化酵素TAが胃液にさらされてしまい、消化されてしまいます。
こうなると期待した効果が得られなくなってしまうので粉砕はできません。