沖縄のインフルエンザは夏でも流行する


沖縄県で夏のインフルエンザ流行が規模拡大傾向(2013年3月)

沖縄県で近年、夏のインフルエンザ流行がほぼ毎年続いている。沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩氏らは、沖縄県における夏(6~9月)の流行の実態や特徴を調べた。その結果、患者数は冬(12~3月)に比べると少ないものの、最近規模拡大の傾向にあること、成人、特に高齢者の割合が冬より高く、しかもワクチンがないこともあり、院内感染対策上でも大きな問題になっていることが分かった。同氏が第28回日本環境感染学会総会(3月1~2日、開催地:横浜市)で報告した。夏の流行の原因については、夏にインフルエンザ流行が見られる東アジアからの旅行者の増加が影響している可能性も考えられるようだ。



熱帯・亜熱帯気候地域では温帯気候地域と異なり、年間を通じてインフルエンザウイルスの活動が見られることがしられています。

Otomaru H, et al. influenza and Other Respiratory Viruses Detected by Influenza-Like Illness Surveillance in Leyte Island, the Philippines, 2010–2013:PLoS One. 2015;10(4):e0123755
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4404362/


沖縄は亜熱帯気候に位置しています。


温帯気候の本州とは、インフルエンザの流行パターンが異なっています。


沖縄県感染症センターの報告を見ると、流行のピークは本州と同じ1~2月ころにみられることが多いのですが、それ以外にも7月あたりの初夏にもう一つのピークがみることができます。




なぜ、沖縄などの亜熱帯気候地域で、夏にもインフルエンザが流行するのでしょうか。


実のところ、これについてはよくわかっていません。