リボスチン点眼液と後発品のちがい

リボスチン点眼液はヤンセンファーマが製造し、日本新薬と参天製薬が販売しています。

レボカバスチン塩酸塩を成分とするアレルギー性結膜炎に効果を示すH1ブロッカー点眼液です。

アレルギー性結膜炎の主な症状である、かゆみや充血等を速やかに改善します。



リボスチン点眼液は懸濁液なので、通常容器の底に薬剤が沈殿しています。そのため使用の際にはその都度容器をよく振らなくてはなりません。


点眼液の後発品を選択する際のポイントはいくつかあります。


後発品は先発品と成分が同じでも、添加物に違いがあり、そのため製剤としての性状や使用感が違ってくる場合があります。

点眼液の場合、点眼時にしみるなどの刺激、使用感の違いが患者さんの服薬コンプライアンスに影響を及ぼします。

点眼時の刺激に影響を与える因子は製剤のpHと浸透圧比です。

先発品から後発品に切り替える際はpHと浸透圧比が同じようなものを選ぶとよいでしょう。




リボスチン点眼液のpHは6.0~8.0です。
後発品も同じです。




リボスチン点眼液の浸透圧比は生理食塩水に対して0.9~1.1です。
後発品の中には浸透圧比が2倍程度高いものがあります。




リボスチン点眼液には...

安定剤として
 エデト酸ナトリウム水和物、

防腐剤として
 ベンザルコニウム塩化物液、

等張化剤として
 塩化ナト リウム、

懸濁剤として
 ヒプロメロース、ポリソルベート80、

緩衝剤として
リン酸二水素ナトリ ウム、リン酸水素ナトリウム水和物そしてpH調節剤


を含有しています。





添加物の組成の似ているものどうしは、使用感も似てくると考えられます。





「TOA」、「わかもと」、「三和」は、先発品とpHと浸透圧比が同じで添加物も似ています。




追記(2015年6月17)

参天製薬のリボスチン点眼液が出荷停止(供給停止)のようです。

参天製薬のリボスチン点眼液0.025%が出荷停止 - 薬剤師の脳みそ~薬局薬剤師の勉強ブログ~







リボスチン点眼液は参天製薬と日本新薬と併売なのですが、容器や見た目が全く違います。
やはり参天製薬の容器は、さしやすいと評判は良いです。

参天製薬
日本新薬