バルトレックスとファムビルの違い

 
 
成分が違います。


バルトレックスの成分名はバラシクロビル、ファムビルの成分名はファムシクロビルです。
両製剤ともも体内吸収後に活性化されるプロドラッグです。


バルトレックスの活性体はアシクロビル、ファムビルの活性体はペンシクロビルです。




活性代謝物の違いから併用注意薬剤も少し違います。
バルトレックスはプロベネシド、シメチジン、ミコフェノール酸 モフェチル、テオフィリンが併用注意です。
ファムビルはプロベネシドが併用に注意が必要な薬剤として添付文書に記載があります。




適応症が違います。


バルトレックスは帯状疱疹のほか単純疱疹、性器ヘルペスの再発抑制、水痘、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制に使用できます。


ファムビルは単純疱疹と帯状疱疹に使用できます。




また、小児に使用することができるのはバルトレックスです。




投与期間が少しちがいます。


単純疱疹で5日間、帯状疱疹で7日間という基本的な投与期間は同じです。
しかし、バルトレックスでは初発型性器ヘルペスの場合10日間まで認められます。