「医薬分業」を論ずる前に。考え悲喜交交。


「門前」であろうが「門内」だろうが「院内」だろうが薬剤師がやることは同じです。

薬局に株式会社という営利を認めているにもかかわらず、自由な経済活動を認めず、非営利の医療法人と同等に保護しているから資本の歪んだ集中が起きるのだと思います。




日本経済新聞
病院内に薬局OK、政府が規制緩和検討 経営の独立条件に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H3S_W5A220C1PP8000/
政府は、病院など医療機関と薬局を分業する規制の一部を緩めることを検討する。薬局を病院の外に置く「建物規制」を緩和する。病院が出した処方箋を持って別の場所にある薬局へ行くのは、患者に不便との指摘が多い。薬局の経営が病院から独立していると認められれば、規制を緩める。


狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」(日経DI)
3月12日の公開ディスカッションを前に「薬局とは、薬剤師とは何なのか」が問われている
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/column/hazama/201503/541141.html
ご存じの方も多いかも知れませんが、来る3月12日の規制改革会議の公開ディスカッションに出席することになりました。規制改革会議の当初の議論は、保険薬局の独立性という観点と、医療機関と薬局との間のフェンスがもたらす患者さんへの不便さをどのように考えるかということが発端だったように思いますが、それが、医薬分業の手間や費用対効果、そして、薬局のサービスそのもの、さらには病院内への薬局の設置などについても話が及んでいます。


狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」(日経DI)
規制改革会議が「医薬分業」を論ずる意味
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/hazama/201502/540846.html
1月末、衝撃的なニュースが飛び込んできました。内閣府の規制改革会議が、公開ディスカッションのテーマに「医薬分業」を取り上げるというのです。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」(日経DI)
薬剤師の岐路となる日、刮目せよ!
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/column/kumagai/201503/541128.html
3月12日の規制改革会議「公開ディスカッション」がいよいよ2日後に迫りました。出席する狭間研至先生のツイッターを拝見したところ、こんなことをつぶやいていらっしゃいました。


渡遁 励ら 医師の薬剤処方に関する実証分析 医療経済研究 vol.13 2003
http://www.ihep.jp/publications/study/search.php?dl=78&i=4
本稿では医師の薬剤処方行動に関して独自に行ったアンケート調査の結果から、医師が薬剤処方の際にどのような因子を考慮にいれるか、経済的なインセンティブの遣いが処方行動の遣いとなって現れるかどうかについての分析を行った。結果は次の通りである。第一に意識調査の結果では、処方の際に「患者の費用負担」を他の医学的な要因と同程度に重視している。また、コスト意識をもって薬剤処方を行うことは広く医師の聞で受け入れられている。第二に薬剤価格に関する知識について、医師は必ずしも正確な知識を持っておらず、その傾向は自ら薬剤の仕入れを行わない医師に強い。第三に開業医や開業医で院内処方を行っている医師がより、高薬価の薬剤を処方する確率が高いという結果は患者要素をコントロールしでも見られなかった。第四に意識調査の結果では費用を考慮に入れると答えているものの、医師の考えている薬価の遣いによって処方行動の遣いを説明することはできなかった。


伸二のブログ
医薬分業と薬局の存在意義
http://riehener.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-f2cb.html
来る三月十二日に規制改革会議が医薬分業に関した公開討論の開催をすることになっています。でもなぜ今頃になって医薬分業についての議論が必要になったのでしょうか。いゃ、ここで注意しなければならないのはそのような議論が必要になってきている背景、現状を十分に理解することが重要なのです。ここで改めてこの会議でなぜ今になって医薬分業が話題になっているのかを理解すると現時点では次の二点に要約されるのではないでしょうか。


内閣府
公開ディスカッション(テーマ2:医薬分業における規制の見直し)
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/discussion/150312/gidai2/agenda.html


兵庫県立大学大学院経営研究科・商大ビジネスレビュー
医薬分業推進政策の評価と課題
http://www.mba.u-hyogo.ac.jp/SBR/2-1/225.pdf


医薬品学習研究所
薬剤師は10年後に残る仕事か、消える仕事か?〜ドラッグストア・調剤薬局・病院薬剤師〜
http://iyakuhingakusyu.net/2014/04/29/10nengo/
薬剤師業界はこの10年で波乱万丈であった。医薬分業が定着し、薬学部は6年生に、ジェネリックもかなり普及してきた。登録販売者も登場し、レセプトは電子化し、認定薬剤師も急増してきたのもこの10年である。
薬剤師は世の中から消える仕事なのだろうか。


医療と薬の日記
調剤薬局、薬剤師バッシングについて
http://blog.goo.ne.jp/chihayatadaaki/e/eb8b0ff3deafbd75c71e8369eeeeb045
先日、報道された大手チェーン調剤薬局の薬歴不記載問題に端を発し、日本では再び医薬分業、あるいは薬剤師に対する批判が高まっている。これが二年に一度行われる診療報酬改正での議論を見越したプロパガンダではないかとの見方を持つ医療者は少なくない。だが、実際に多くの国民が医薬分業制度に対して疑問を持っていることは紛れもない事実だ。


さあ、薬剤師に目覚めよう!
「美容室」と「薬局」の違いに思うこと
http://manabunoda.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-a896.html
なんだか巷では薬歴未記載問題や院内薬局や無資格調剤で盛り上がっておりますが、、、ちょっと違う視点から、薬局について書いていきたいと思います。本日散髪に行ってきまして、その時にふと考えたことです。


ライター薬剤師の黒いブログ!!
良い事はいい。悪い事は悪い
http://tkcnr.blog.fc2.com/blog-entry-600.html
昨今の話題というか
ここ数年の話題をひっくるめても
薬歴未記載問題というのは大きなインパクトを与えました。


読売新聞社
不便さ解消へ「病院に薬局」検討…厚労省反発か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00050041-yom-pol


人材紹介会社アイデムエキスパート 薬剤師キャリアコンサルタントブログ
薬局における建物規制緩和について ~ 新小山市民病院の進捗 ~
http://blog.aidem-ex.co.jp/kitakanto/743/


日経DI
日本薬剤師会・前会長の児玉孝氏に聞く「何のための、誰のための医薬分業か、もう一度考える機会だ」
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/trend/201503/541049.html
ちょうど1年前の2014年2月23日、日本薬剤師会第82回臨時総会で日薬会長候補者選挙が行われ、3期6年にわたり会長を務めてきた児玉孝氏(ワカノウラ薬局[大阪市中央区])は落選、同年6月末に退任した。それから8カ月が経過した今、児玉氏は薬局・薬剤師業界をどのように見ているのか。胸中を語ってもらった。


tahara apiの日記
内部留保の医療・介護への還流
http://taharaapi.hatenablog.com/entry/2015/03/04/181356
3月12日の規制改革会議では医薬分業を取り上げるという。病院の敷地内や、建物内への保険薬局の出店を認めるという方向に向かうというのが前報道で流れている。これをどう考えるかだが、これでは院内調剤と同じだとかそういう次元の話ではないと思う。


日本経済新聞
医薬分業、問われる意義 機能不全、費用かさむ
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF27H04_X20C15A2NN1000/
患者が病院や診療所の外にある調剤薬局で薬を受け取る仕組みを「医薬分業」という。薬の専門家である薬剤師によって、医師が処方した薬の安全性や有効性を確認することが目的だ。ところが、この仕組み、本来の役割を果たさぬまま、費用がかさみつつあるという問題に直面している。


薬局のオモテとウラ
病院内への保険薬局開設、3月12日の規制改革会議で議論へ
http://blog.kumagaip.jp/article/114366621.html
「門前」→「門内」と来て、遂に「病院内(同一建物内)」という流れですか。駅前から、駅ナカにシフトしたような感じでしょうかね。それだったら保険薬局である必要はないわけで、院内処方に戻したらどうですかね。


日医総研 日医総研ワーキングペーパー
日本の医薬分業は本当に患者のためになっているか
http://www.jmari.med.or.jp/download/wp027.pdf
院内薬局の制度化、門内薬局の創設である。物理的独立は放棄せざるを得ないが機能的・経済的独立性を担保した薬局を病院内に開設することを認めてはどうか