ニトロペン舌下錠とニトログリセリン舌下錠のちがい


効能効果・用法用量や体内動態は変わりませんが、

以下のような違いがあります。


発売日の違い


ニトロペン舌下錠 1988年7月15日

ニトログリセリン舌下錠 1953年2月1日



先発品か後発品か


ニトロペン舌下錠 ニトログリセリン舌下錠の後発品

ニトログリセリン舌下錠 先発品・日本薬局方ニトログリセリン錠



使用期限の違い


ニトロペン舌下錠 3年

ニトログリセリン舌下錠 2年半



大きさの違い


ニトロペン舌下錠 直径5.0mm 厚さ2.4mm 重量0.05g

ニトログリセリン舌下錠 直径4.1mm 厚さ2.3mm 重量0.03g



包装の違い


ニトロペン舌下錠 SP包装(100錠、500錠)

ニトログリセリン舌下錠 小型のガラス瓶包装(20錠、20錠×5本)



保存方法の違い


ニトロペン舌下錠 遮光・室温

ニトログリセリン舌下錠 遮光・密栓し20℃以下



処方単位の違い


トロペン舌下錠 1錠から処方が可能

ニトログリセリン舌下錠 頓用処方は1瓶20 錠



ニトログリセリン舌下錠の歴史


ニトログリセリン舌下錠NKは旧販売名をニトログリセリン錠「山川」といいました。


これは主薬であるニトログリセリンが強い揮散性を有していました。


そのため、そこら辺に放置している状態では急速に薬の有効成分の含有率が低下してしまいました。


そのため、保存容器として小型のガラス瓶を用いています。


しかし、ガラス瓶だと持ち運びも不便で、かつ温度にも気にしなくてはならないという問題点がありました。


そこで揮散性が少なく室温でも安定な製剤の開発に着手し、ニトロペン舌下錠が1979年4月に、ニトログリセリン錠「山川」の後発医薬品として製造が許可されました。


その後2006年12月にニトログリセリン錠「山川」は現在のニトログリセリン舌下錠0.3mg「NK」へ販売名を変更しています。


追記:

2015年10月ニトログリセリン舌下錠0.3mg「NK」は販売を中止することになりました。