スマイルケア食の選び方と分類



関連:新しい介護食品「スマイルケア食」とは




スマイルケア食の分類




赤C
ゼリー状の食品

いわゆる、飲み込む訓練をするための食品です。

固形物がなく均質で、口の中でくっついたりせず、
やわらかいゼリー状のものが該当します。

スライス状にすくうことが容易で、
スプーンですくった時点で適切なかたまりとなります。

量や形に配慮してスプーンですくいます。
そのまま口の中に運んで、噛んだりする運動はせず
丸呑みすることを目的とします。

ゼリーでもこんにゃくゼリーのような
硬さのあるものは除きます。


赤B
ムース状の食品

噛むことに関連する運動は必要ありません。

スプーンですくった時点で適切なかたまりとなります。

均質でなめらかなゼリー・プリン・ムース状の食品が該当します。
飲み込む時に多少意識して上顎に舌を押しつける必要があるものも含みます。

噛み砕いたり、飲み込みやすい形状にしたりできないヒトや、
うまく飲み込めず、肺に入れてしまうリスクがやや高い人に向いています。

卵豆腐や、おもゆやミキサー粥の物性に配慮したゼリーが該当します。
ただし、かたさがあって舌とあごで押しつぶす必要があるもは除きます。



赤A
ペースト状の食品


一般にはミキサー食、ピューレ食、ペースト食と呼ばれているものです。

噛む力は必要ありませんが、
口に入れたものを広げずに送り込むような能力をある程度必要です。
口の中や喉にくっつくことがあるので、ある程度の飲み込む力が必要です。

家で作る方法としては、
食品をミキサーにかけてなめらかにします。
水分は少なくドロのような状態です。

ミキサー食と呼ばれるものの中には管を通して胃に注入するような
ドリンクタイプのものがありますが、
それらは、この分類には含まれません。

スプーンですくうようなものを想定しています。

例えば、とろみ調整食品でとろみ付けしたおもゆ
付着性が高くならないように処理をしたミキサー粥などです。



黄色C
舌でつぶせる食品

歯や入れ歯がなくても押しつぶすことができ、
口の中で飲み込みやすい形状にすることが簡単なものです。

口に入れた時に水分と固形物が分離せず、
ある程度まとまりがあって喉をそのまま通過するものです。

やわらか食、ソフト食など表示してある商品が多くあります。

舌と上顎での押しつぶしが出来る人や
つぶしたものを再びある程度まとめ、送り込むことができる状態で、
飲み込む力がある程度ある人に適しています。

つなぎを工夫したやわらかいハンバーグの煮込みや、
あんかけをした大根や瓜のやわらかい煮物、
やわらかく仕上げた卵料理などが該当します。

硬さのあるゼリー、
市販の肉・魚や野菜類を煮こむなどして柔らかくさせた製品、
液体のない三分粥、五分粥、全粥
も該当します。

目安は、絹ごし豆腐くらいの硬さです。



黄A/黄B
弱い力で噛める食品/歯ぐきでつぶせる食品

食べ物が誤って肺に入ってしまったり、窒息のリスクのある
飲み込む力機能や噛む力が少し落ちてしまった人を想定して、
素材と調理方法を工夫したスマイルケア食です。

かたすぎず、ばらけにくく、貼りつきにくいもので、
箸やスプーンで切れるやわらかさをもちます。

舌と上顎で押しつぶしだけでは潰れない硬さです。

黄Aと黄Bの違いの目安は
黄A=がんもどきの含め煮
黄B=木綿豆腐






青D
介護予防のための食品

一般的な食事と同じもので、少しやわらかくされていたり
細かく刻んだりなどの工夫が施されているもの。

例、やわらか百菜(やわらか常食タイプ)
http://www.asahimatsu-shop.com/user_data/care.php




嚥下食ピラミッドとスマイルケア食の対応