2014年12月11日木曜日

後発医薬品のある先発医薬品とは

後発医薬品の置換え率の計算には以下の式を使用します。

後発医薬品の数量シェア(置換え率)
=〔後発医薬品の数量〕/(〔後発医薬品のある先発医薬品の数量〕+〔後発医薬品の数量〕)


「後発医薬品のある先発医薬品」や「後発医薬品」は
何が該当するのでしょうか。

これらの分類は誰が決めるのかというと
厚生労働省が決めます。

厚生労働省のホームページにすべて掲載されています。

調べ方を紹介いたしましょう。


まず、厚生労働省の該当ページにアクセスします。





ページの下の方に
「後発医薬品のある先発医薬品」や「後発医薬品」の解説が書いてあります。

そして、医薬品リストのExcelファイルやPDFファイルのリンクが有ります。




各先発医薬品における後発医薬品の有無及び後発医薬品について、
1:後発医薬品がない先発医薬品 

2:後発医薬品がある先発医薬品 

3:後発医薬品

として分類しています。


1や2、3の分類の番号は医薬品リストの
「各先発医薬品における後発医薬品の有無に関する情報」に記載してあります。
(下図の赤い部分)
リストの備考欄には「後発医薬品がない先発医薬品」が
「後発医薬品がない先発医薬品」に変わるタイミングが記載してあります。


このリストは、薬価収載の度に更新されます。


後発医薬品の置換え率の計算には「2」と「3」を使用します。

後発医薬品の数量シェア(置換え率)
=〔3で分類される品目の数量〕/(〔2で分類される品目の数量〕+〔3で分類される品目の数量〕)



「後発医薬品のある先発医薬品」が増えるタイミング